着床前診断で流産の確立が減り、着床率が上がる可能性が

着床前診断という言葉をご存知でしょうか。妊娠してから行う出生前診断とは違い、子宮に着床する前の受精卵の段階でその状態を調べるのが着床前診断です。では、具体的にはどういったことが行われているのでしょうか。

妊娠しやすい受精卵を残す着床前診断

着床前診断は、受精卵診断とも呼ばれ、子宮に着床する前の受精卵に染色体や遺伝子の異常がないかどうかを調べることができます。
体外受精が前提となり、受精卵を培養させ初期胚にまでなったところで、状態を調べます。そして検査の結果、正常なものを子宮に移植していきます。

日本では日本産婦人科学会の指針により、重い遺伝性のある方にのみ認められていますが、2015年に同学会は、PGSと呼ばれる着床前スクリーニングの臨床研究を2017年末までに行うことを発表しました。受精卵の全染色体を調べて本数に異常のないものを母体に戻すPGSの臨床研究を行うことで、流産率をおさえ、出産率の改善を検証していく方針です。

今後、もしかしたら不妊治療の現場でも着床前スクリーニングが行われる日がくるかもしれません。海外ではPGSを行っている国も多く、アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、中国、韓国、タイなどがあげられます。PGSでは男女の性別もわかるため、アメリカでは産み分けも含め自由に行われていますが、男女の産み分けを行うことを倫理的に不適切とする傾向もあり、色々な議論を巻き起こしています。また、着床前診断により流産を防止できれば、子宮癒着の予防につながるとも言われています。不妊治療現場で行われるようになれば、母体への負担も少なくなるかもしれません。

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