自分の卵子で産むために

妊娠出産の後押しが必要とされつつも、出生率の低さは日本の大きな課題のひとつです。不妊治療の助成など徐々にその後押しは形になっているものの、不妊に悩む女性たちは厳しい現実の中、希望を捨てずに治療を続けています。そんな中で特に年齢を重ねた女性に切望される「卵細胞質置換治療」という技術をご存知でしょうか。

卵子を若返らせる技術

老化した卵子を若返らせる、この技術は、すでにセントマザー産婦人科で実験に成功していました。加齢により質の低下した卵子の核と、若い卵子の染色体(ミトコンドリア)を融合させることで、若返った卵子で体外受精ができるのです。これは女性の年齢によるデメリットを払拭する大きな希望として期待されました。

ところが残念なことに「治療者の卵子の核を、提供する側の卵子へ入れて受精」という方法が問題になり、画期的な技術は足止めになってしまいました。しかし、2015年3月、アメリカから朗報が届きます。開発されたのは「治療者の卵子核へ、提供者から抽出したミトコンドリアを注入し受精」という技術でした。これにより先の問題が解消され、文字通り「若返った自分の卵子での妊娠出産」に向けて道が開かれたのです。

2015年12月には日本産科婦人科学会が自分の卵巣から採取したミトコンドリアを卵子に注入する自家移植治療の臨床研究を認めました。まだ研究段階ではありますが、卵子の若返りは治療可能な技術として実用化へ進んでいます。一刻も早く治療として確立し、年齢を重ねてもに安心して出産できるメジャーな選択肢になることを願ってやみません。

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