卵子提供治療の決断に至るまで

妊活という言葉が浸透した現代日本において、7組に1組のカップルが不妊に悩んでいるというデータもあります。不妊治療には、排卵日に合わせて夫婦生活を行うタイミング療法から、第三者の卵子を使用して妊娠を試みる卵子提供まで、段階を踏んで行っていきます。

不妊治療のステップアップ

不妊治療には、数々の種類がありますが、体に負担の少ない治療法から試していきます。 まずはじめはタイミング療法です。排卵日を予測し、それに合わせて夫婦生活を行います。また必要に応じて排卵誘発剤や、精子の活動を活発化するための投薬を行い、妊娠の確率をあげていきます。

タイミング療法で妊娠が困難だと判断された場合は、人工授精・体外受精とステップアップしていきます。人工授精は、専門の器具を用いて子宮内に精子を注入する治療方法です。体外受精は、卵子を取り出し、体外で精子と受精させてから子宮に戻す方法となります。ステップアップしていくにつれて、身体への負担も大きくなり、精神的なストレスも感じやすくなります。また体外受精は、一回にかかる費用も10万以上と高額なるため、経済的な負担も増します。

それでも妊娠しない場合は、卵子提供という選択肢が出てきます。けれども現在日本では、原則病気によって排卵機能が停止してしまった人を対象としている治療となります。よって不妊治療として行うためには、ハードルが高くなっています。

卵子提供で妊娠するためには

卵子提供で妊娠するためには、大きく二つの方法があります。一つ目は日本国内で、卵子提供による不妊治療を行っているクリニックを受診することです。ただ、現状として日本では卵子提供に関する法律整備が遅れています。よって卵子提供を行うクリニックは、決して多くありません。また親族や知人から卵子を提供してもらう必要もあります。このように、国内では卵子提供のハードルが高く、実施例は100件に届きません。

そのため、多くの人は二つ目の選択肢である国外での治療を行います。主にアメリカ、タイ、台湾などが日本からの渡航者の多い国となっています。海外では匿名の第三者の卵子提供を認めている、または黙認されている国もあり、費用の面さえクリアできれば卵子提供で妊娠することが可能となります。費用はアメリカの場合500万程度、タイや台湾ではその半分以下で治療ができると言われています。ただし日本人ドナーが不足していたり、言葉の違いからうまくコミュニケーションが取れない可能性もあるため、リスクを認識した上で治療を行う必要があります。

INFORMATION

2016/06/25
排卵と排卵を促す排卵誘発法について ページ更新しました。
2016/06/18
着床前診断で流産の確立が減り、着床率が上がる可能性が ページ更新しました。
2016/06/12
不妊症の原因となるものとは ページ更新しました。
2016/06/09
卵管内移植と普通の移植の違いとは?卵管内移植は、より自然な形での妊娠を目指す治療方法です ページ更新しました。
2016/06/01
自分の卵子で産むために ページ更新しました。

twitter & bookmark

  

   このエントリーをはてなブックマークに追加

運営者情報

妊活NAVI

免責事項

当サイトで提供する情報は、その正確性と最新性の確保に努めていますが、完全さを保証するものではありません。
当サイトの内容に関するいかなる間違い等についても一切の責任を負うものではありません。
当サイトの使用及び閲覧は、閲覧ユーザー様ご自身の自己責任でなされるものであり、当サイトへのアクセス又は使用によって発生したいかなる損害(パソコンやネットワークに生じた損害を含み、直接損害・間接損害の別を問わない)やその修理費用等に関して、一切の責任を負うものではありません。